公務員は退職金をもらいすぎ?

厚生労働省の「平成30年(2018年)就労条件総合調査 結果の概況」によると、2017年度退職者一人当たり平均退職金給付額(勤続20年以上かつ45歳以上)は、大学・大学院卒(管理・事務・技術職)が定年した場合、平均1983万円支給されるとのこと。一方、地方公務員の退職金ですが、総務省「給与・定員等の調査結果等(2019年)」をもとに計算した結果、47都道府県の全職種の60歳定年退職者の平均支給額は2210万円でした。比較してみると、確かに数字としては公務員の方が高い数字ではあります。

ただ、民間企業で働く人の多くは「公務員はボーナス貰いすぎ」「退職金多くて羨ましい」と思うことがあるようで、その結果Yさんのような自営業を営む人からみると「うちは退職金なんてないからズルい」という思想になってしまったようです。