対象外となる制度が意外と多い…しっかりとした生活設計を

年収1,000万円ともなると、所得税が増えるだけではなく、遺族年金の受給ができないケースがあるなど、対象外となってしまう制度も多いことを考慮しておくべきでしょう。

また、今は余裕があるような気がしていても、子どもの進学などライフステージの変化によって、家計が耐え切れなくなることがあるかもしれません。きちんと貯蓄しながら家計をまわしていく第一歩として、しっかりと出費を把握し、生活設計を考えることからはじめてみてもいいかもしれませんね。


【参照】
国税庁「平成30年分 民間給与実態統計調査
総務省「家計調査報告(貯蓄・負債編)
文部科学省「私立高校の実質無償化」リーフレット
金融広報中央委員会「「家計の金融行動に関する世論調査」〔2人以上世帯調査〕

古谷 梨子