就職面接で気をつけておきたいNG項目

就職面接では回避すべきNGポイントもしっかり押さえておきましょう。

面接のときに質問をしない

聞かれたことに返答するばかりで質問をしないのは、いろんな意味でマイナスになりがちです。「コミュニケーション能力が不足」「企業に関心・興味がない」と捉えられることもあります。企業についての質問候補をいくつか準備しておいたほうがいいでしょう。ただし、長々とした質問は避けてくださいね。

ビジネスマナーや配慮の欠如

対面での面接では、「面接時間ギリギリに到着」「他の候補者と私語・談笑する」などはNGです。面接時間以外もしっかり見られています。最後まで気を抜かずに、ビジネスマンとしての立ち居振る舞いを心がけましょう。

集団面接などでは話す長さにも注意が必要です。長過ぎると周りへの配慮がないと捉えられることもあります。面接の流れや空気を読み取りながら自分をアピールしましょう。

思いついたままに話す

自分の話は、できるだけ簡潔に伝えるよう意識しましょう。オンライン面接の場合は、対面の時以上に、より簡潔に要点を絞って話すように心がけましょう。思いついたまま話し始めるのもマイナスです。

結論や最重要事項を先に言う練習を積んでおくといいトレーニングになります。ぜひ、優先順位を立てられる人材であることを話の組み立てでアピールしてください。

まとめ

今年の就活生にとって、先輩たちの経験を参考にしにくい異例の事態となりました。何かと戸惑うことも多いでしょう。内定を勝ち取るには、面接官や採用担当者に「この人と働きたいな」と思ってもらうことが大切です。

事前準備さえしっかりしておけば、面接に集中することができるオンライン面接が増えた今年の就活は、ある意味自分の力を発揮しやすいといえるのではないでしょうか。

ぜひ、COVID-19の状況に負けず、上記のポイントを押さえて、希望の就職先にトライしてください。

参考

(※1)就職プロセス調査(2021年卒)「2020年7月1日時点 内定状況」株式会社リクルートキャリア
「2018年度 新卒採用に関するアンケート調査結果」日本経済団体連合会

池田 蒼