オンライン面接に適した環境を整え、話し方やリアクションを意識するほかは、対面での面接と変わりありません。

服装もスーツで挑み、身だしなみも対面と同様に整えて臨みましょう。

就職面接・選考で重視されるポイントとは?

就職を希望する企業に選ばれる人材になるために、以下からは就職面接で意識したいポイントを解説します。

コミュニケーション能力

経団連が2018年度まで毎年公表していた「新卒採用に関するアンケート調査」で16年連続トップだったのが、コミュニケーション能力です。

仕事では、社内外のさまざまな人たちと関わります。そのため面接では「聴く姿勢」や「質問に対する的確な回答ができるか」などがチェックされるのです。聞き取りにくかったり、意味がわからなかったりしたら、聞き返して構いません。的外れな回答をするよりプラスです。真摯に答えようとする姿勢も伝わるでしょう。大切なのは、面接官の質問の意図をきちんと汲み取り、積極的に答えることなのです。

企業に対する熱意

企業への熱意を測りたい企業も多いでしょう。企業への熱意は事業内容や業界をどれくらい知っているかで見えてきます。

企業の概要だけでなく、事業の現状や業界内のポジションについても学習しておくといいでしょう。企業や業界が抱える課題を調べておくのもおすすめです。そうやって入念にリサーチしておくと、最後の逆質問の際、面接官の印象に残る質問が浮かびやすくなるでしょう。

失敗したことへの対応

どんなに優秀でも「失敗したことがない」という人はいません。面接官も重々承知しています。

面接では失敗談もよく聞かれます。面接官が聞き出したいのは、失敗そのものではなく、失敗のあとの対応です。素直に失敗を認めたか、どのように対処し、どうリカバーしたのかに注目しています。その点を踏まえてエピソードを準備しておくといいでしょう。