聞こえやすいマイクを使用する

PCの内蔵マイクの性能によっては、集音機能が優れていない場合もあります。

筆者は複数台PCを持っていますが、モバイル性に優れた超薄型PCを使った場合に「音声が聞き取りにくい」と相手から指摘されてしまったことがあるのです。マイクの性能の善し悪しは自分ではなかなか気づくことはできませんから、大事なビデオ通話をするなら事前にリハーサルをしたほうが良いかもしれません。

現在は数万円するプロ仕様の高性能外部マイクを購入したことで、音質の問題は改善できました。ここまでする必要はないかもしれませんが、音が聞こえづらいと参加者には非常に強いストレスになるので、マイクの性能は要チェックです。

安定したネット回線

マイクの集音機能と同様に、ネット回線も性能が十分でないとストレスがたまります。

特に会議で話をする比率の高い中心人物のネット回線が安定していなければ、その影響範囲は参加者全員に及びます。筆者の事例で言えば、自宅でWi-Fi接続して出版社と打ち合わせをしていた時に、キッチンで家族が電子レンジを使用した際に回線が不安定になり、音声や映像が飛んでしまいました。それ以降は、有線LANに接続したPCで会議に参加するようにしています。

安定したネット回線は、マイクの集音機能と同じく会議の品質を安定化させるためにチェックが必要です。