健康保険料は毎月の給料から引かれるため、手取り額に影響が出る方もいるでしょう。
4月分の納付から、この保険料が見直されています。ただし、保険料が上がるのか下がるのかは、地域によって違います。
というのも、全国健康保険協会(協会けんぽ)では、都道府県ごとの医療費の状況をもとに保険料率を決めているからです。
今回は都道府県ごとの保険料率について、詳しくみていきましょう。
1. 【都道府県ごとに違う】全国健康保険協会(協会けんぽ)の「保険料率」を確認
全国健康保険協会(協会けんぽ)では、各都道府県に支部が設けられており、その支部ごとに健康保険料率が設定されています。
全国の平均保険料率は10.0%程度ですが、地域によっては最大で1.34%もの差が生じることがあります。
1.1 保険料率が高い支部はどこ?
- 佐賀支部:10.78%
- 徳島支部:10.47%
- 長崎支部:10.41%
1.2 保険料率が低い支部はどこ?
- 沖縄支部:9.44%
- 新潟支部:9.55%
- 岩手支部:9.62%
- 福島支部:9.62%