「それに、総合職で働いているので転勤があるかもしれない。社会の風潮のこともあるから今後は転勤はなくなっていくのかもしれないけれど、仕事が好きだしいろんな環境で働きたいと思っているからマイホームを購入することにはちょっと抵抗がある」と話します。

そもそも結婚願望があまりなく、仕事が大好きだと言う彼女。前出のBさんの言う通り、この先どう生きていきたいのか、どういう暮らしをしたいのかということを考えるとおのずと答えが出てくるのかもしれません。

Dさんは「たとえ結婚しても子どもは持たないつもりだから、賃貸で十分かも。働けなくなる頃には実家が空き家になっているからそこをリフォームして住もうかな」と笑って話してくれました。

おわりに

マイホームの購入は多くの人にとって非常に大きな人生の節目です。その後のローンのこともありますし、家族のこともあります。購入するにせよ、賃貸を選ぶにせよ、自分にとっての理想の暮らしと照らし合わせて考えることが大切なのでしょう。

大塚 ちえ