郊外に購入するのはアリ、都心はナシ
続いては、証券会社に勤務する未婚の20代男性Cさん。「結婚して10年くらいは通勤に便利な都心の賃貸に住みたい。でも、40代になる頃には郊外に戸建てを買いたい。子どもがある程度大きくなってものびのび暮らせるだろうし…。都心の狭いマンションを購入したり、都内で無理に狭い戸建てを買うのだけはナシ」と断言します。
「埼玉か神奈川あたりで、都内まで1時間半くらいで通えるところなら許容範囲だし、生活の質をトータルで考えると十分満足できそう。頭金を多めに入れて早めにローンは完済し、持ち家の戸建てで子どもたちが独立してからも安心して戻って来られる実家を築いてあげたい」と話していました。
自分たちにとっての住まいというだけではなく、子どもたちにとって「安心して戻って来られる実家」という位置付けを考慮しているのも一つ重要な視点かもしれませんね。
周りが何と言おうと「一生賃貸」を貫く
最後は、証券会社勤務の30代未婚女性Dさんです。「私は周囲が何と言っても賃貸を貫こうと思っている。家族がいないからそう感じるのかもしれないけれど、新しい環境でやり直したいと思って引っ越すこともあるし、一つの場所で一生暮らしていくというのはあまり考えられない」のだそう。