最近、「自家製みそ」や「自家製梅干し」、「自家製石けん」など、食品や日用品を手づくりする人が増えているように思いませんか? 外出自粛期間が自宅での過ごし方を見直す機会となり、新たに家で何かをつくり始めたという話もチラホラ。

SNSなどにもよくアップされていて、自家製のものをつくること自体がトレンドになっているようです。筆者のまわりでもブームに乗って自家製にトライする人が多くなりました。

そこで今回は、「自家製」と「市販品」ではどちらの方がコスパがいいのか?にスポットを当ててみたいと思います。あわせて、自家製に特別な思い入れがなくてもトライできそうな、節約につながる手づくり食品3種をご紹介します。

何を「コスト」と見るかによってコスパは変わる

市販品を買わずにあえて自作するメリットと言えば、“わざわざ買いに出かけなくてすむ”ことや“自分好みにアレンジできる”ことなど。つくっている時間そのものに楽しみを見出して、どんどんハマってしまったという意見もよく聞きます。

一方、市販品は採算性を重視して大量生産されているため、均等な質のものを比較的安く手に入れられるのが特徴。“お店へ行けばほぼ必ず手に入る”“安定した価格で買える”ことがメリットだと言えるでしょう。