「きょうだいで遊べる学び系のオモチャ」を用意

「下の子あるある」でもありますが、下の子は小さな頃から自分より上の年齢が対象のオモチャに囲まれていますし、早いうちからきょうだいの遊びに参加します。

1人目と2人目は4歳差、1人目と3人目は6歳差ですが、それでも下の子が2歳半~3歳ころから「カルタやすごろく、トランプ」をして一緒に遊ぶようになりました。

「お兄ちゃんと同じようにやる! できる!」という意気込みが下の子はあるので、負けると大泣きしながらも覚え、のみこみも早いもの。遊びの副産物として、文字や数字、日本や世界の地名、特産物などを覚えるようになりました。

昔ながらの遊びではありますが、やはり「カルタやすごろく、トランプ」はきょうだいで遊ぶことができるところが良い点です。本屋はもちろん、ネットでも子どもの好きなアニメキャラのものや、より楽しくかつ勉強にもなるよう工夫されたものも多くあります。

きょうだい全員分のオモチャや教材を買い揃えるとなるとお金がかかりますが、それぞれの個性を見て買うものを分けたり、きょうだいパワーを活用するという方法もあります。きょうだいがいるからこそ遊びのなかで学ぶ機会も増えるので、その点に着目すると良いのではないでしょうか。

宮野 茉莉子