きょうだいといっても異なる、好みや得意分野。それぞれの個性を伸ばしてあげたいと思う一方で、子どもが増えるとオモチャやドリル、通信教育などのお金もかかります。
小学生~園児の男女3児を育てるわが家でも、学びへの興味や意欲はそれぞれ異なります。子どもによってはハマらないオモチャや本もあるため、その見極め方や、何を用意してあげるかは難しいところ。
3人それぞれの個性を見て学んだ、お金をかけ過ぎない幼児の勉強法について紹介します。
ひらがなの勉強や通信教育を、子どもの遊び方によって使い分け
幼児にとって、学びの最初のステップにあるのが「ひらがなや数字」でしょう。文字への興味は、子どもによってバラバラ。わが家では1人目と3人目が本や文字に興味を示す一方で、2人目はブロック玩具などの立体的な遊びが好きで文字への興味はありませんでした。
文字に興味のある子は、市販のドリルや絵本、カルタ、すごろくといった本屋などで購入できるもので十分覚えていきます。「読む」から「書く」へと順調に覚えていったので、段々と教材になるものを買い足しました。幼児~小学生以降の通信教育でも「書く方が好きだから紙の教材がいい」とのことでドリル中心に選んでいます。
一方で、文字や書くことに興味のない2人目が興味を持ったのは、お風呂やリビングなどの壁に貼る「ひらがなポスター」。ただひらがなが書いてあるものではなく、電車とレールでひらがなが描かれているものです。電車ごっこの延長で、ひらがなをなぞって興味を持ちました。