株式市場の振り返り-日経平均株価は続落、薄商いで23,000円台回復がやや遠のく

2020年7月17日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,696円(▲73円、▲0.3%) 続落
  • TOPIX 1,573.8(▲5.2、▲0.3%) 続落
  • 東証マザーズ株価指数 985.0(▲15.8、▲1.6%) 続落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:827、値下がり銘柄数:1,272、変わらず:72
  • 値上がり業種数:7、値下がり業種数:26
  • 年初来高値更新銘柄数:27、年初来安値更新銘柄数:2

東証1部の出来高は9億9,971万株、売買代金は1兆8,023億円(概算)となり、いずれも前日より大幅に減少しました。新型コロナ感染拡大の懸念が残る中、東京都の新規感染者数が連日で急増したことを懸念した様子見スタンスが目立ちました。出来高は10億株を下回り、売買代金も2兆円を割り込む厳しい薄商いとなっています。

そのような中、日経平均株価は方向感に乏しい値動きとなり、小幅続落で引けました。取引時間中の高値は22,857円(+87円)、安値は22,643円(▲127円)となり、値幅(高値と安値の差)は約214円となっています。

なお、TOPIXも同じような値動きで続落となりました。

東証マザーズ株価指数は続落、売買代金は65日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は1億4,399万株、売買代金は1,879億円となり、いずれも前日より減少しました。個人投資家の物色意欲が急減したわけではありませんが、新興市場でも様子見スタンスが強まったようです。売買代金は65日連続で1,000億円を上回りましたが、再び2,000億円を下回りました。

また、一部主力銘柄に対する利益確定売りも継続したことなどから、株価指数は続落となりました。終値も再び1,000ポイントを割り込んでいます。