漢字・計算テストで見えたコロナ休校後の学力格差…経済的理由も?

3カ月にも及ぶ臨時休校を経て、全国的に6月から順次学校再開となっています。年度を挟んだ休校で、子供の学力格差拡大に拍車がかかるのではないかと不安を感じる親は少なくありません。

学校が始まるまでの過ごし方は、どの程度学力格差として現れているのでしょうか。筆者が見聞したエピソードからその実態を探っていきます。

学校再開直後の漢字テスト

筆者の子供たちが通う学校では、学校再開直後に漢字テストが行われました。テストの対象は臨時休校期間中に勉強するよう指示されていた、前学年の3月から進級後の4月と5月に習う漢字です。

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休みの間もそれなりに勉強していたどうか見るつもりなのでしょう。担任の先生方は「時間もたっぷりあったし、皆が100点取れると先生は思っている」「95点以上が合格ライン」と設定し、目標以下の点数を取った生徒は再テストを課すと宣言したそうです。

それを聞いた子供たちは、時間のあるときには漢字を見直すなど準備に余念がありませんでした。そこでクラス全員は合格しそうかと、それぞれに聞いてみると異口同音に「諦めている子もいる」と言うのです。

漢字の苦手な子は休校中に漢字練習を避けていたため、漢字を忘れている場合もあったといいます。また、中には何とか95点以上取るために覚えられそうにない漢字は捨てて、確実に読み書きできそうな漢字を全力で覚えると言い放っている子もいたそうです。

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元塾講師。現在は3人子供の子育てをしながら執筆活動をしている。子育てと自分の経験を活かし、教育に関する情報を発信。