令和に「男のプライド」は必要か?

しかし、今は令和で昭和と大きく時代は変化しました。「男性が稼ぎ、女性が家庭」というモデルは崩れ、共働き世帯は半数以上となり、女性の大学進学率も半数を占めています(※)

このように男女平等が奨励され、変化が速い現代になりました。高度経済成長期では「男のプライド」で気合や根性、長時間労働で困難を切り開くことが出来た場面もあったかもしれませんが、現代はクリエイティビティやテクノロジーの活用が求められるようになり、「男らしさ」で突破できなくなったように感じます。

そうなると、男のプライドは「頼もしい」「カッコいい」というポジティブなものではなく、「対応が面倒くさい」という、ネガティブな印象を持つ人も出てくるようになったのではないかと思うのです。