面倒くさい「男のプライド」

筆者は男性ではありますが、男性のビジネスマンや、知人と付き合って「男のプライドは面倒くさいな」と感じることがあります。昔の知人の一人に、相手の良し悪しを何でも学歴や勤務先、収入の多寡で判断する人がいました。「この人は◯大学だから平均的くらいだろう」「あの大学に行っている割に、思ったほどの大手勤務じゃないな」などというのです。

また、大学時代のクラスメイトにも「自分は人より優れている!」という姿勢が全面に見えるプライドの高い男性がいます。彼と食事に行くと必ず奢ろうとしてくるので、それ自体は悪い印象はありません。しかし、次第に彼はあらかじめ行こうとするお店を必ず確認するようになりました。お店を伝えると「あの店は評判が良くないから、こっちにしよう」と明らかにより値段の安いお店へ行こうと変更を提案されるのです。別に奢ってくれなくていいから、行きたい店へいこうというのですが、プライドの高い彼はそれが許せないようです。

他にも「Aさんはネット広告について、ずば抜けた知識と経験がある」と褒めると、「オレの方がすごい」と言わんばかりに、いかに自分が優れているかPRを始める人もいるのです。

プライドが高すぎる人は、頼もしさより面倒くさいと感じてしまうことも多いと感じます。