とある会社に勤務する中堅社員の主人公。ある日、係長に書類のチェックを依頼したところ、即座に突き返されてしまいました。「なんだ?この資料のフォントは?」
しかし、主人公にはフォントを変えた記憶がありません。それなのに「いや、フォントは変えていませんが…」という主人公の言葉に、係長は「もっと読みやすいフォントに変えろって、何度も言っただろ?」と自信たっぷりに断言してくるのです。「そんな指摘、初めて聞いたんだけど…。」と心の中でつぶやく主人公。頭の中で、いつものごとく妄想スイッチが入ります。
朝「おはようございます。」と係長に挨拶をする主人公。すると、係長が頭を抱えながらつぶやきます。「くそっ、またか…」。ただならぬ雰囲気に、思わず「どうしたんですか?」と係長に尋ねると、「今日という日を何度もループしているんだ!君の挨拶も、もう何百回も聞いている…。」とかなり思いつめた様子…。