謙遜妻の貯めたお金
一方、結婚を機にパートナーに自分の貯金額を伝えたという女性も。交際中は「うちの会社はとにかく薄給だから」が口癖だった女性。しかし、実際はかなりの金額を貯めこんでいました。
「若いころから男性に縁がなく『きっとこれから先も独りで生きていくんだろう』と思っていました。仕事も頑張ってきたつもりですが、今の時代永遠に会社が潰れないとは限りません。『他の会社で働いたことのない私がアラフォーで無職になった場合、再就職できるだろうか?』という不安から、派手な生活をせずできる範囲で貯金をしてきました。
しかし、運よく夫と出会い交際することに。結婚が決まるなんて思ってもいなかったので『これからは二人で生きていける』というのがすごくうれしかったです。入籍後、夫にこれまで貯めた数千万円の貯金の話をしたら本当に驚いていました(笑)。夫とのご縁がなかったら将来自分のために使おうと思っていた貯金。マンションの頭金に活用したり、子供の教育資金に充てるなど、これらから先の人生に役立てていけそうでよかったです」
ご主人からしてみれば、まさに「棚からぼたもち」といった妻の貯金額。「妻が一生懸命貯めてきたお金にばかり頼らないよう、自分も頑張ろうと思った」ようです。