これからは夫婦で家事分担
緊急事態宣言が解除され、週に数回出社することになったAさんの夫。しかし、在宅ワークでなくても、積極的に家事分担をするようになったのだとか。「家事は2人でするものだ」という考えに変わったことが大きいようです。やはり、夫の意識改革がAさんの夫婦関係を良好にしたようでした。
ひとりで家事を抱えるのは大変なことです。内閣府男女共同参画局が打ち出した「夫婦が本音を出せる魔法のシート」をご存じでしょうか。そこでは、夫婦間でなかなかいいにくかったちょっとした不満や、伝えられなかった気持ちがまとめられるようになっています。
ひとりで抱えがちな家事や育児を『2人で』シェアするために話し合う、このコミュニケーションツールを活用するのもひとつの手になりそうです。
Aさん夫妻は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、在宅ワークになったことがプラスに働いたようでした。家事や育児は、ひとりでする必要はありません。お互いに支え合って、協力し合うことで、より夫婦の関係も強くなるのかもしれませんね。
【参照】
東京商工会議所「テレワークの実施状況に関する緊急アンケートの調査結果」
内閣府男女共同参画局「夫婦が本音を出せる魔法のシート」
井口 小麦