生活自由度の低下で人々のライフスタイルに変化が

国から緊急事態宣言が発令され、不要不急の外出自粛が求められるなかで、人々のライフスタイルの変化は日を追うごとに顕著になっていきました。現在では県をまたいでの移動や、一定の条件下のイベント実施などに対する規制が緩和されましたが、感染者数の増加が著しかった3~5月において、国民の日常生活は著しく制限された状況にありました。

人との接触を8割削減せよという要請のもと、企業が独自に導入したテレワーク対策や飲食店の営業自粛の成果は大きく、通勤電車や繁華街の閑散とした様子は記憶に新しいところでしょう。

家から出られない、親しい人に会えないという、これまで経験したことない生活自由度の低下は、人々のライフスタイルの変革を促しました。それらは、確かに最初のうちは不慣れでストレスを感じるものだったかもしれませんが、なかには時間の経過とともに心身に馴染んでいき、生活の質を向上させる新たな習慣となったものもあるようです。