また、九州地方の記録的な豪雨が東海地方に進んだことでJR株への売りが続き、東海旅客鉄道(9022)と九州旅客鉄道(9142)が安く推移し、西日本旅客鉄道(9021)は連日の年初来安値更新となっています。

さらに、百貨店株にも売りが続き、高島屋(8233)が年初来安値を更新するなど冴えない値動きになりました。

その他では、任天堂(7974)が▲4%安に迫る大幅下落となり、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)など銀行株も値を下げたことが目を引きました。

一方、小売り株ではニトリホールディングス(9843)が11日連続の上場来高値更新となりました。一体、いつまで上がり続けるのでしょうか。

また、ユニ・チャーム(8113)が上場来高値を更新し、ドラッグストア株ではスギホールディングス(7649)も上場来高値更新となりましたが、終値は小幅安となっています。

その他では、DX(デジタルトランスフォーメーション)事業強化のため、専門人材を2023年3月末までに5000人に増員すると報じられたNEC(6701)が買われて年初来高値を更新、約12年ぶりの高値を付けました。

葛西 裕一