ギグワークの登場で依頼側も働く側もメリットが

筆者はクラウドソーシングサイトを通じて、ギグワークを発注しています。

たとえば社内の業務で「これはエクセルのマクロを組むことで、自動化できそうだな」と感じたものは、自分で作ったり、エクセルに強い従業員を雇うことはしません。その代わりにクラウドソーシングサイトで「こんな機能を持ったエクセルのマクロを組んでください」と公募します。募集を見たギグワーカーから様々な提案がなされ、彼/彼女らの中でコミュニケーションが円滑にでき、コストが見合う方に仕事を依頼しています。

こうしたエクセルのマクロ作成は、昔は法人に依頼を出していました。実例をあげると上記のエクセルのマクロ制作の費用は3万円ほど、納期は5営業日といわれていました。しかし、クラウドソーシングサイトに頼めば費用はわずか5,000円、納期は2日以内で操作マニュアル付きの完璧なものが仕上がってきました。

対応してくれた方は、一般事業会社で働く会社員の方で「日常的に仕事でエクセルのマクロを組んでいるので自信があります。平日土日も稼働します」というPRに惹かれ、お願いをしました。結果的に非常に満足しています。

その他にも自分で手に負えない、サーバーエラーなどもギグワーカーに対応してもらうことで自分自身でトラブル対応の時間を節約しています。このようにギグワークは仕事を依頼する側にも、仕事を受ける側にも双方にメリットがあるのです。