そのような中、日経平均株価は方向感に乏しい膠着状態のまま最後は小反発となりました。取引時間中の高値は22,267円(+146円)、安値は22,072円(▲49円)となり、値幅(高値と安値の差)は約195円となっています。

なお、TOPIXも概ね同じような値動きで小幅反発となりました。

東証マザーズ株価指数は急落で6日続落、売買代金は54日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は2億52万株、売買代金は2,643億円となり、いずれも前日より大幅に増加しました。売買代金は54日連続で1,000億円を上回り、今年4番目の高水準となりましたが、ややパニック的な投げ売りが目立つ商いとなっています。

なお、利益確定売りが一気に増大したことなどから、株価指数は▲5%安の急落となり、これで6日続落(約5カ月ぶり)となりました。終値も1,000ポイントを大きく割り込んでいます。

東京エレクトロンの上場来高値更新が続く、自転車ギアのシマノも再び上場来高値を更新

個別銘柄では、半導体需要の拡大期待から東京エレクトロン(8035)が値を上げて3日連続の上場来高値更新となりました。