長いお付き合いになる「登園渋り」…持っておきたい対策法5つ
親としては登園渋りに対して、さまざまな感情が入り混じるでしょう。もらい泣きをしたり、「行かないと慣れないから」と覚悟を決めたり、あまりに泣かれるとそこまでして行くべきか迷ったり、比べちゃいけないと頭ではわかっていても「あの子は登園渋りをしないんだ」と思ったり……。
しかし登園渋りは入園時だけでなく、夏休みなどの長期休暇明け、また園での人間関係の悩みやプログラム内容(プ―ルや運動会の練習が苦手など)から小学校の入学時まで、長いお付き合いになります。長い目で見て、自分なりの対策法をいくつか持っておきましょう。以下は筆者が経験から学んだことです。
スキンシップを心がける
忙しい朝ですから、焦りも出て「ちゃんと行かないと」と言ってしまうこともあると思います。スクールカウンセラーに聞いたところ、「行く勇気をもつために、抱っこや背中をなでるなどのスキンシップをするといいでしょう」とのこと。朝や夜にスキンシップや言葉で愛情表現をするのも、やはり良い効果があるようでした。
じっくり話を聞いてみる
子どもの話をじっくり聞くのも効果的です。特に何が不安だったり嫌なのか聞いてみて、親が対策できることや、先生に相談できることはします。次男は「分からないことがとにかく不安」だったので、毎朝今日の予定を話したり、園で分からなくて悩んでいる内容は先生に伝えました。