最低限の挨拶とマナーは遵守。話し方の見直しを
冷めた夫婦にありがちなケースが、「口をきかない」。お互いに倦怠感や嫌悪感、積極的なコミュニケーションの必要性を感じられなくなっているからこそ起こる行動ですよね。
人間の心理としては自然な感情かもしれませんが、たとえば職場や自宅の近隣において、毎日のように顔を合わせるから…といって、上司・同僚・取引先・知人友人に挨拶をしない、返事をしない、ということはあるでしょうか?たとえあるとしても、その場合に人間関係を悪化させるのは、挨拶をしない張本人のほうではないでしょうか。
夫婦は長い時間をともに過ごすと、少しずつ他人から家族へと関係性が変化していきます。しかし、元をたどれば他人であり、お互いに一人の大人です。他人が同じ空間にいて、挨拶をしない、話しかけられてもろくに返事をしない、また意図的に邪険な話し方をする……こういった行動は、自分を軽んじていると相手に思われ、関係性がより悪化しても仕方がないかもしれません。
長らく一緒にいるパートナーだとしても、自分と同じように体調の変化や気持ちの浮き沈みがある人間だということを、忘れないように生活したいものです。