「俺の”ゴミ捨て”、なぜ嫁は不機嫌?」”名もなき家事”の値段を考える

あるマンガのワンシーン(※)。妻が妊娠5か月だという男性が、愚痴交じりに話します。「最近妻の機嫌が悪い。俺だって忙しい中、ゴミ捨てとかもしているんですよ、感謝してほしい」それを聞いた主人公は、「どこからしてます?」と問いかけます。

男性の答えは、「ゴミを家からゴミ捨て場にもっていく」。すると主人公が静かに口を開きます。「ゴミ捨てというのは、ゴミ箱のごみを集めるところから、はじまるんですよ。分別をして、袋を取り換えて、生ゴミは水を切って、ついでに排水溝の掃除もして、ゴミ袋の在庫があるかをチェックして、そうやってやっとひとつにまとめるんです。そこが一番面倒なんです。それで感謝しろと言われても…」

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ここ数年、よく耳にするようになった『名もなき家事』。多くの人にとって「家のごみを集める」は、ゴミ捨ての準備段階であり、いわゆる『名もなき家事』と認識されているようです。今回は、この『名もなき家事』問題について、お金の面から考えてみましょう。

※小学館フラワーコミックス『ミステリと言う勿れ(1巻)』p24,25田村由美

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