年収から生まれるヒエラルキー 

他人と比べるのに、比較しやすい対象が「学歴」や「収入」ではないでしょうか。高学歴は高収入になりやすい傾向があります。高収入といわれる「医者」や「弁護士」など、いわゆる士業と呼ばれる業種はイメージも良く、一目置かれる存在です。この流れからわかるように、高年収である人は「憧れ」の対象になるようです。

そこで、今回は夫が年収1,000万円稼ぐ専業主婦のFさんと、夫婦で合計年収500万円を稼ぐパート主婦のMさんに話を伺いました。収入だけで判断すれば、年収1,000万円のFさんの方が裕福な暮らしをしていると想像できますが、意外とそういうわけでもなさそうです。高収入によって生まれる問題点が浮き彫りになりました。