引退しても生活費が減らない世帯もあるでしょうし、逆に老後は節約して公的年金の範囲内で暮らすという考え方もあります。ところが想定していたほど公的年金をもらえないケースもあるかもしれません。

実際には、現在の貯蓄額や引退時期、退職給付など、世帯ごとに個別の条件を考慮して計算や判断を行わなければなりません。あくまで、公的年金で足りない分を補う金融資産をどれくらい持っておきたいかを考える際の目安にしていただければと思います。

『まだ間に合う! 50歳からのお金の基本』坂本 綾子(著)(エムディエヌコーポレーション)(画像をクリックするとAmazonのページにジャンプします)

〈書籍概要〉

『まだ間に合う! 50歳からのお金の基本』
著者:坂本 綾子
イラスト:たかしま てつを
発売日:2020年6月
定価:1,400円(税抜き)
発行:エムディエヌコーポレーション

〈著者プロフィール〉

坂本 綾子
1988年よりマネー誌、女性誌にて家計管理や資産運用の取材記事を執筆。
1,000人以上に取材。1999年ファイナンシャルプランナー資格取得。2010年ファイナンシャルプランナー坂本綾子事務所設立。
20年を超える取材記者としての経験を生かして、生活者向けの金融・経済記事の執筆、家計相談、セミナー講師を行っている。超高齢出産の子育ても進行中。

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