子供にお菓子やおもちゃを買い与えるときに、ふと「これって買い与えすぎなのかな…?」と迷いが生じてしまうことはありませんか? 逆に、いくら子供にねだられても断固として買い与えなかったときに、「これって厳しすぎるのかな…」と思ってしまうことも。

買い与えすぎではない、かといって厳しすぎでもない「適切な買い与え」のボーダーラインは、いったいどこにあるのでしょうか…?

「買い与えは絶対しない」という方針をつらぬいて…

スーパーやおもちゃ売り場で子供たちに「お菓子を買って」「おもちゃを買って」とねだられたとしても、ほとんどのママは「今日は買いません」と断固拒否するのではないでしょうか。

筆者もそうです。子供と買い物にいったときに、おもちゃやお菓子をねだられても、「今日は○○を買いに来たんだからね。それに家に□□があるでしょう」と言い聞かせてその場を離れるのが常です。

先日、友人と「買い与え」の話になったとき、彼女がこんな興味深いエピソードを話してくれました。なんでも彼女のママ友にひとり「子供に絶対に何も買い与えない」ママがいるそうです。

「例えば、家にお菓子のストックがないときは、一緒にスーパーに行って『今日のおやつをひとつ選んでいいわよ』って言ったり、何かを頑張ったご褒美に玩具付きのお菓子を買ってあげたりすることがあるじゃない? そのママはそういうのが一切ないの。お菓子はドライフルーツだけ、と決めていてオマケ付きのお菓子なんてもってのほか!という感じ」