祖父母を逃げ道にしたばかりに…
続いてご紹介するのはMさんのエピソード。Mさんの娘はMさんの両親にとって初孫。目の中に入れても痛くないほどの可愛がりようで、いつも大量のおもちゃやお菓子を持って孫の元を訪れていました。
そして娘は3歳に。スーパーで「あれ買って」「これが欲しい」と駄々をこねるようになってきました。子供にむやみやたらに買い与えをしたくないけれど、何も買ってあげないのは不憫だ…と悩んでいたMさん。
娘が「これ買って」と駄々をこねるたびに、その場しのぎのつもりで「それはおじいちゃん、おばあちゃんに買ってもらいなさい」と答えるようにしました。
すると娘は、おじいちゃんおばあちゃんに「アレが欲しい」と即座におねだり。Mさんの両親は「いいよ、あんたが可愛いからいくらでも買ってあげる」と二つ返事でOK…の繰り返し。
何年もの間、すっかり両親に甘えていたMさんですが、小学2年生になった娘に言われたひとことでハッとします。
「おじいちゃんおばあちゃんは、いつも私が可愛いから何でも買ってあげる、って言ってるよね。ということは、ママは私のことが可愛くないから何も買ってくれないんだよね…」