まだそんなレベルなの?ピアノ教室にいる比べたがりなCちゃん親子
Uさんの娘は小学校1年生~5年生まで地元のピアノ教室に通っていました。個人経営の先生の自宅でレッスンを行うスタイルで、徒歩圏内から通う生徒がほとんどの家庭的な雰囲気でした。Uさん娘の小学校からも数名が通っており、たまたま同じクラスの女子Cちゃんも同時期にレッスンをスタートしたと聞いていたそう。
そこで年に1回の発表会に関連して、ちょっとした問題が発生。毎年春に開催する発表会に向けて前年の秋頃に課題曲が発表されるのですが、曲の難易度はそれぞれの生徒のレベルに応じて先生が決定するものです。そこでUさん娘の曲名を知ったCちゃんから「同じ時期に始めたのにまだその曲なんだね」ときつい一言が。対するCちゃんの曲は誰が聞いてもレベルの高い有名曲。難しい指使いやペダル操作で弾いている姿勢からして本格的です。
発表会のリハーサルで久しぶりに会ったCちゃんママからは「娘ちゃん、クラブ活動とかで忙しかったもんね!」とフォローのような発言をされたUさん。マンツーマン指導のため他の生徒との間で問題が起きることを想定していなかったので、親子で気分を害した出来事だったとUさんは語ります。