授業料だけでは済まなかった!想定外の“必要経費”エピソード
ここまでご紹介したデータは、受験前にある程度の予想がつくお金ですね。ではここで、実際に子どもを私立中学に通学させた保護者のエピソードから、「入学後に知った想定外の出費」をご紹介していきます。
塾
「集団クラスだけのつもりで通塾していましたが、「あと少しでワンランク上の志望校が狙えそう!」とのことで、勧められるままに個別指導も受講。6年生の秋以降は家庭教師も併用したので、加速度的にお金が減っていきました」
「入塾後に指定のタブレットを買うように言われました。自宅にあるノートパソコンでの代用は不可とのことでしぶしぶ購入。いつの間にか子どもが勝手にゲームのアプリを入れて遊んでいました。本末転倒!」
中学入学後
「年子の姉妹が、同じ私立中学に通っています。妹の学年から制服が変わり、姉のおさがりが使えなくなってしまいました…ああ、もったいない(涙)」
「初年度納付金をすべておさめたものの、“校風が合わない…”と息子が不登校状態になり、結局近所の公立に転校。『アンタにどれだけお金かけたと思ってるの!』と何度喉まで出かかったことか…」
「娘が筝曲部に入っています。自宅でも練習がしたい!と“マイ琴”をせがまれています。上手な先輩方はみんな自宅でも練習しているとのこと。値段はさることながら、置き場所もネックとなり、まだ踏ん切りがつきません」
「卒業時に担任の先生に記念品を贈ることになりました。公立小の感覚で、集金額はワンコイン?と思っていたところ、1人3000円とのこと。決して払えない金額ではないのですが、公立との差を感じましたね」
高校内部進学
「内部進学の場合、高校の入学金納入が秋だということを、2年生の終わりに知りました。結局、学資保険のお祝い金支払時期(2月)に間に合わず、定期預金を解約しました」
「知人の息子さんの学校は、内部進学者は外部入学者の半額以下だった、と聞いて、我が子の学校もそんな感じかとばかり思っていたのですが、外部入学生とほぼ変わらない金額でガックリ・・・」