少子化でも根強い人気「私立中学」
一般財団法人日本私学教育研究所や文部科学省の調査結果によると、2019年時点で、全国の中学校総生徒数は,321万8137人(※1)。1986年の約610万6000人から減少を続け、過去最少となっています。学校数も、少子化・学校統廃合などにともない減少傾向に。一方、その中で私立中学が占める割合は、生徒数・学校数ともに7%台で微増を続けています(※2)。少子化が進む中、教育に関心を持ち私立中学への進学を視野に入れる家庭の割合は安定しているようです。
ちなみに、2019年度時点での私立中学生徒数の全国合計は23万9106人。上位10都府県は以下のようになっており、大都市とその周辺に集中していることが分かります(※3)。
- 1位・・・東京 7万5003人
- 2位・・・神奈川 2万4889人
- 3位・・・大阪 2万1146人
- 4位・・・兵庫 1万2197人
- 5位・・・千葉 9920人
- 6位・・・愛知 9680人
- 7位・・・埼玉 9293人
- 8位・・・京都 8783人
- 9位・・・広島 7372人
- 10位・・・福岡 7170人