そのような中、日経平均株価は先週後半からの急落の流れが止まらず、概ね安値引けの3日続落となり、終値は5月29日以来の22,000円割れとなりました。終値ベースで見ると、この1週間で約▲1,650円の大幅下落です。
取引時間中の高値は22,251円(▲54円)、安値は21,529円(▲776円)となり、値幅(高値と安値の差)は約722円となりました。
なお、TOPIXも同じような値動きで5日続落となっています。
東証マザーズ株価指数は3日続落、売買代金は41日連続で1,000億円超え
東証マザーズの出来高は1億6,109万株、売買代金は2,074億円となり、いずれも先週末より減少しました。減ったとはいえ、個人投資家の物色意欲は継続しており、売買代金は41日連続で1,000億円を上回り、さらに4日連続で2,000億円を上回っています。
ただ、新興市場でも利益確定売りが優勢となり、株価指数は▲4%超安の急落で3日続落となりました。終値でも1,000ポイントを大きく割り込んでいます。
東京エレクトロンなど主力大型株が相次いで急落、社長交代のサンリオは▲11%超安の暴落
個別銘柄では、株価指数寄与度の高い主力大型銘柄が相次いで急落し、ファーストリテイリング(9983)、東京エレクトロン(8035)、ファナック(6954)がいずれも終値で▲5%超安、リクルートホールディングス(6098)は▲7%超安となりました。