そのような中、日経平均株価は一時▲700円安に迫る急落となりましたが、その後は巻き返して終わりました。結局は続落となりましたが、意外な底堅さが目立ったと言えましょう。
取引時間中の高値は22,350円(▲122円)、安値は21,786円(▲686円)となり、値幅(高値と安値の差)は約564円となっています。
なお、TOPIXも同じような値動きで4日続落となり、終値は連日で1,600ポイントを割り込みました。
東証マザーズ株価指数は続落、売買代金は40日連続で1,000億円超え
東証マザーズの出来高は2億3,878万株、売買代金は2,513億円となりました。出来高は前日より減りましたが、売買代金は増加しています。
個人投資家の物色意欲が継続し、売買代金は40日連続で1,000億円を上回り、さらに3日連続で2,000億円を上回っています(今年3番目の高水準)。
ただ、新興市場でも利益確定売りが優勢となり、株価指数は続落となりました。また、終値で再び1,000ポイントを下回っています。
中外製薬が上場来高値を更新、MUFGや野村HDなど金融株はなかなか下げ止まらず
個別銘柄では、米国株式相場がコロナ第二波を懸念した暴落となったことを受け、東京市場でも徐々に第二波関連の動きが目立ち始めました。