データに見る『年収が高い業界はどのぐらい?』

最後に、再び「平成30年分 民間給与実態統計調査」より、比較的年収が高い業界を確認しておきましょう。

業種別の給与階級別構成割合の内、年収800万円超の就業者の割合(上位3業種)

  • 1位:電気・ガス・熱供給・水道業 40.6%
  • 2位:金融業・保険業 25.0%
  • 3位:情報通信業 20.9%

業種別の平均給与(上位3業種)

  • 1位:電気・ガス・熱供給・水道業 759万円
  • 2位:金融業・保険業 631万円
  • 3位:情報通信業 622万円

こういった年収が高い業界において、部長級の役職についている女性であれば、年収1000万円の実現も夢ではないのかもしれませんね。

まとめ

こうしてみると、まだまだ男性優位の社会において、女性が1000万円の年収を得るということが、いかに難しいかがわかります。あなたの周りに高収入の女性がいたら、実はまれに見る努力家、かつ能力のある人なのかもしれませんね。

【参考】

平成30年度分 民間給与実態統計調査」国税庁
令和元年賃金構造基本統計調査」厚生労働省
ユースフル労働統計2019」独立行政法人労働政策研究・研修機構

 

LIMO編集部