距離感のお手本「子育て四訓」
親子の距離感のお手本として、分かりやすく的確なのが「子育て四訓」と言われるものです。
乳児はしっかり 肌を離すな
幼児は肌を離せ 手を離すな
少年は手を離せ 目を離すな
青年は目を離せ 心を離すな
自分が子どもの立場になって考えてみれば、子育て四訓はありがたいと身にしみて分かります。確かに、青年になったら目を離してもらいたいですが、心は離さないでいてほしいものです。
近すぎず、遠すぎない距離感というのは、決して簡単ではありません。普段は近くなりすぎるのが親子ですが、「子どもの自主性」を意識すれば、その距離感は適度に離れたものになるでしょう。
子どもにやってもらう、子どもの意見を聞く、子どもと一緒に考える。そういった態度は、ほど良い距離感を保つためにプラスになると言えるでしょう。
宮野 茉莉子
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)/元証券会社社員
経歴と保有資格
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
得意ジャンル
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは厚生労働省、金融庁、総務省、財務省(国税庁)といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児のひとり親。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年8月20日更新)。