距離感のお手本「子育て四訓」

親子の距離感のお手本として、分かりやすく的確なのが「子育て四訓」と言われるものです。

乳児はしっかり 肌を離すな 
幼児は肌を離せ 手を離すな 
少年は手を離せ 目を離すな 
青年は目を離せ 心を離すな

自分が子どもの立場になって考えてみれば、子育て四訓はありがたいと身にしみて分かります。確かに、青年になったら目を離してもらいたいですが、心は離さないでいてほしいものです。

近すぎず、遠すぎない距離感というのは、決して簡単ではありません。普段は近くなりすぎるのが親子ですが、「子どもの自主性」を意識すれば、その距離感は適度に離れたものになるでしょう。

子どもにやってもらう、子どもの意見を聞く、子どもと一緒に考える。そういった態度は、ほど良い距離感を保つためにプラスになると言えるでしょう。

宮野 茉莉子