また、蚊などが発生する季節を迎えても電車・バスや飲食店での窓開けが実施されるであろうことから、虫ケア用品大手のアース製薬(4985)が大幅高で年初来高値を更新し、同じく虫ケア用品大手のフマキラー(4998)も年初来高値に迫る急騰となっています。

その他では、昨年秋の前澤社長退任以降すっかり話題に上らなくなったZOZO(3092)が、衣料品の電子取引関連で物色されて年初来高値を更新したのが目を引きました。

一方、先々週から株価指数上昇を牽引してきたファーストリテイリング(9983)が12日ぶりに反落しました。

また、医薬品株では第一三共(4568)が一時▲5%超安まで売られ、連日の急落となったことが注目を集めたようです。

新興市場(東証マザーズ)では、メルカリ(4385)がEC関連で物色され、取引時間中に3日連続の年初来高値更新となりましたが、終値は反落となりました。

葛西 裕一