さらに、三菱自動車(7211)が終値で▲9%安の急落、マツダ(7261)が一時▲8%超安へ急落した他、トヨタ自動車(7203)、ホンダ(7267)、スズキ(7269)なども大幅下落となっています。

その他では、緊急事態宣言の解除に伴う全面的な営業再開を前に、それを先行して織り込む形で株価上昇が続いた日本航空(9201)や東海旅客鉄道(9022)などの輸送株や高島屋(8233)など百貨店株が軒並み大幅安となり、東京ディズニーランド再開のオリエンタルランド(4661)も大きく値を下げました。

なお、前日に爆騰した電通グループ(4324)とリクルートホールディングス(6098)は揃って大幅反落で引けています。

一方、医薬品株の一角が引き続き買われ、第一三共(4568)と中外製薬(4519)が急騰した他、テルモ(4543)、小野薬品工業(4528)、JCRファーマ(4552)が大幅高となり、これら5銘柄すべてが年初来高値を更新しました。

さらに、アルコール除菌剤の大幸薬品(4574)が+17%高に迫る大爆騰で再び年初来高値更新となっています。

新興市場(東証マザーズ)では、アンジェス(4563)が再び急騰し、マネーフォワード(3994)も+10%高に迫る急騰で年初来高値を更新しました。また、メルカリ(4385)も急騰して年初来高値を更新、公開価格を大きく上回って引けています。

葛西 裕一