そのような中、日経平均株価は利益確定売りに押される展開となり、5日ぶりの小幅反落となりました。取引時間中の高値は21,955円(+39円)、安値は21,710円(▲206円)となり、値幅(高値と安値の差)は約245円となっています。

なお、TOPIXも同じような値動きで5日ぶりの反落となりましたが、下落率は日経平均株価を大きく上回りました。

東証マザーズ株価指数は大幅反発、売買代金は30日連続で1,000億円を上回る

東証マザーズの出来高は1億4,102万株、売買代金1,878億円となり、いずれも前日より減少しました。個人投資家の物色意欲がやや一服し、売買代金は30日連続で1,000億円を上回りましたが、7日ぶりに2,000億円を下回っています。

ただ、株価指数は一時+4%高に迫る大幅反発となりました。依然としてやや過熱感も見られる中、このまま1,000ポイントを目指すのか注目されましょう。

ニコンが一時▲10%超安の暴落、巨額赤字決算の日産自動車も一時▲11%弱安の暴落

個別銘柄では、ハイテク株が総じて利益確定売りに押され、とりわけ、前日に厳しい内容の決算発表を行ったニコン(7731)が一時▲10%超安の暴落となりました。

また、同じく前日に前期(2020年3月期)の巨額赤字決算を発表した日産自動車(7201)が一時▲11%安に迫る暴落となり、前日の爆騰分が帳消しになったことが目を引きました。