ポイント活用で節約したお金を貯める

銀行勤務のCさんは、ポイントを積極的に活用していると言います。「もちろんお店は固定、私の場合はコンビニを使うならファミリーマート。スーパーならOKストア、ドラッグストアならクリエイト、というふうに生活品を買う場所は固定にしている。分散しないからポイントが貯まりやすい」と言います。

Cさんの言う通り、いろんなお店をバラバラと使っていると、A店では20ポイント、B店では30ポイント、C店では50ポイントという貯まり方になり、ポイントを利用できる最低限に到達しないということが起きます。言い換えれば、A店だけで貯めていれば100ポイント貯まっていて使えたのに、ということになるというわけです。

また、Cさんは「ポイントは最低でも二重取りする。三重取りできるときがあれば三重取りするし、それもよく行くお店を限定しておけば『どうやったら二重取りできるのかな』というのも調べやすい。自分がよく行くお店で使えるポイントをしっかりチェックしておくことが大事」と言います。

「実は自分も以前はあちこちウロウロしていて、友達に言われてお店を絞ることにした。まずはどんな店でどういうポイントが使えて、どうしたら二重取り、三重取りできるのか調べたほうがいい。ドコモのdポイントやソフトバンク系のTポイントなど携帯キャリアと結びついていたり、楽天経済圏やイオン経済圏、au経済圏などと言われる経済圏も存在したりするから、自分と相性がいい経済圏に入ってしまうのがラク」とCさん。

たまに、『そういう経済圏にハマるのはちょっと…』という人もいるけれど、特にデメリットはない。私自身はそうやって浮いたお金を貯めることが大事だと思っている」と笑いながら話してくれました。