また、機械株への買いも継続され、キーエンス(6861)、SMC(6273)、ダイフク(6383)が揃って上場来高値を更新し、ファナック(6954)、オークマ(6103)なども大きく値を上げました。

その他では、自動車株も総じて買い戻され、いすゞ自動車(7202)が+7%超高の急騰となり、28日(木)に決算発表を控える日産自動車(7201)や三菱自動車(7211)も+5%超高へ急騰したのが目を引きました。

一方、半導体関連を中心にハイテク株の一角が売られ、東京エレクトロン(8035)とアドバンテスト(6857)が大幅安となり、オリンパス(7733)も大きく値を下げました。

また、前日まで株価急騰が続いた輸送株が利益確定売りに押され、日本航空(9201)や東海旅客鉄道(9022)が大幅安となっています。

その他では、前日に従業員への夏季賞与支給見送りと6月の給与カットが報じられた(注:会社側発表はなし)エイチ・アイ・エス(9603)が一時▲6%安の急落となったことが注目を集めました。

新興市場(東証マザーズ)では、アンジェス(4563)が5日ぶりに反落し、EduLab(4427)も急落しました。一方、メルカリ(4385)が反発して終値は公開価格(3,000円)ちょうどで引けています。

葛西 裕一