そのような中、日経平均株価はやや方向感に乏しい展開でしたが、大引けに掛けて上値を切り上げ3日続伸となりました。取引時間中の高値は21,475円(+204円)、安値は21,142円(▲129円)となり、値幅(高値と安値の差)は約333円となっています。

なお、TOPIXも同じような値動きで3日続伸となり、上昇率は日経平均株価をやや上回りました。

東証マザーズ株価指数は小幅反発、売買代金は28日連続で1,000億円を上回る

東証マザーズの出来高は1億8,844万株、売買代金2,000億円となり、いずれも前日より大幅減少となっています。

約4年1カ月ぶりの高水準だった前日よりは大きく減りましたが、売買代金は28日連続で1,000億円を上回りました(5日連続で2,000億円を超え)。

また、株価指数も小幅反発となりました。やや過熱感も見られる中、このまま1,000ポイントを目指すのか注目されましょう。

MUFGや野村HDなど金融株が大幅上昇、アドバンテストなどハイテク株の一角が下落

個別銘柄では、金融株が総じて大幅上昇となり、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)、みずほフィナンシャルグループ(8411)のメガバンク株が揃って+3%超高の大幅上昇となり、りそなホールディングス(8308)は+6%高に迫る急騰となりました。

さらに、証券株にも見直し買いが入り、野村ホールディングス(8604)と大和証券グループ本社(8601)も急騰しています。