「マスクが入荷できずに皆さんに迷惑かけているから、少しは助けになるかなと思いまして」と照れ笑いを浮かべながら説明してくれたご主人はまさに救世主でした。1家族5柄までという太っ腹な制限を良いことに、筆者は子供向けを3柄購入して深くお礼をして店を出ました。
子供用マスクのストックはいくらあっても足りない
大人と違い、子供はどこかにマスクを置いてきてしまったり大事に扱わないなどして半日持たないこともあります。キッズサイズの市販のマスクがなかなか入手できない状態が続いており、家にあるマスクは本当に貴重なものです。
しかし、遅かれ早かれ底は尽きます。そうなった時のためにも手作りマスクを量産しておくことが必要になってきますが、多くの親が同じことを考えているため生地を入手するのも困難です。
今回、「手芸屋に行かなければならない」「SNSで情報を得る」という固定観念を捨てることも大切だと感じました。意外な場所で生地やマスクを取り扱っていることもあります。散歩中も街のお店の貼り紙を確認してみると、思いがけない出会いがあるかもしれません。
中山 まち子