5月中旬以降、メディアでは街中にマスクが並び始めたと報じられています。1枚当たりの価格も値崩れしてきており、品質うんぬんを言わなければ一時に比べて手にしやすくなってきているようです。
実際に街の雑貨屋さんや、なぜかラーメン屋さんにも並んでいるのを目撃し、ドラッグストアでも少量ではあるものの店頭に並んでいることを考えると、マスクの流通は確実に戻ってきていると感じます。しかし、3人の子供を持つ親としては手放しで喜べないのです。
キッズサイズを最後に見たのは2月上旬
筆者がキッズサイズのマスクを最後にドラッグストアで見かけたのは、2月上旬でした。元々インフルエンザ予防と花粉症シーズンに備えて子供用のマスクが品薄になる時期ではありましたが、日本国内での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大が大々的に報道されると瞬く間に品切れに。
その後、大人用と女性用のマスクはかろうじて1個ずつ入手できたものの、どこを回っても子供用を目にすることはありませんでした。2月中は手持ちのマスクで学校に通わせていましたが、3月2日からの一斉休校でマスク着用の回数は減りました。
「感染状況が好転すればキッズサイズも出回るはず」と信じて毎日を過ごしていたところ、5月上旬以降は全国的に徐々に日々の感染者数が減り始め、筆者が住んでいる自治体でも(量や信頼性はともかくとして)ドラッグストアから文具店、女の子向けの雑貨屋などの店頭で見かけようになってきました。