取引時間中の高値は21,328円(+587円)、安値は20,918円(+177円)となり、値幅(高値と安値の差)は約410円となりました。

なお、TOPIXも同じような値動きで大幅続伸となりましたが、上昇率は日経平均株価をやや下回っています。

東証マザーズ株価指数は反落、売買代金は3,000億円を上回り約4年1ヶ月ぶり高水準

東証マザーズの出来高は4億976万株、売買代金3,288億円となり、いずれも前日より大幅増加となりました。

バイオ株を中心に個人投資家の高水準な物色意欲が続き、売買代金は27日連続で1,000億円を上回りました(4日連続で2,000億円超え)。さらに今年最高を記録し、2016年4月以来の高水準となっています。

ただ、一部主力株で利益確定売りも出たため、株価指数は反落となりました。やや過熱感も見られる中、このまま1,000ポイントを目指すのか注目されましょう。

ファーストリテイリングが連日の大幅高、JALやJR西日本など輸送株も引き続き買われる

個別銘柄では、株価指数寄与度の高い大型株が買われ、ファーストリテイリング(9983)が連日の大幅高となり、ソフトバンクグループ(9984)、信越化学工業(4063)、資生堂(4911)などが大幅上昇となりました。

また、医薬品の主力株が総じて上昇し、第一三共(4568)、中外製薬(4519)、小野薬品工業(4528)は揃って連日の年初来高値更新となっています。