面接での減点につながるのは?
経団連発表の「2018年度 新卒採用に関するアンケート調査結果」によると、「人事担当者が選考にあたって特に重視した点」の上位5項目は以下の通りで、「コミュニケーション能力」が特に重視されていることが分かります。
- コミュニケーション能力(82.4%)
- 主体性(64.3%)
- チャレンジ精神(48.9%)
- 協調性(47.0%)
- 誠実性(43.4%)
WEBであっても従来の方式であっても、面接であることに変わりはありません。きちんと面接官の話を聞き、質問内容を汲み取ったうえで回答をするという基本動作ができないと、面接官に良い印象は与えられないでしょう。
もう一つの「基本のき」は企業研究です。どんな事業内容でどんな強みがあり、ライバルとどんな違いがあるのかなど、就職を希望して面接を受けるのであれば当然理解しているべきことです。たとえ自己PRが上手でも、企業研究ができていないと「うちの会社に興味がないんだね」と思われてしまいます。
WEB面接で失敗しないためには
また、WEB面接ならではの注意点もあります。どのような点に気をつければ良いのでしょうか。
インターネット環境
まず、面接場所は通信環境が安定している場所を選ぶことです。街中のWi-Fiは安定性からもセキュリティ面からも避けたほうがいいでしょう。自宅にインターネット環境がない場合、インターネットカフェの個室を利用するのも一つの手です。
しかし、通信環境に気を配っていたとしても、何らかの理由で接続が途切れてしまう可能性もあります。それは不可抗力なので、とにかく慌てないことが大切。再接続した後に焦りがあらわになってしまうと、トラブル時の対応力を疑われてしまうかもしれません。