コロナによる金融危機はこう起きる〜不況下のリスクシナリオ

深刻な不況が金融危機を招く可能性は否定できないので、リスクシナリオとして頭の片隅に置いておくべきだ、と筆者(塚崎公義)は考えています。

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新型コロナ不況の深刻化にともなって、金融危機の発生を心配する人が増え始めているようです。そこで、リスクシナリオとして金融危機を考えるシリーズを記すことにしました。第1回の今回は、起こり得る金融危機の概観です。

金融危機は何度も起きてきた

過去、金融危機は何度も発生しました。典型的なのは、バブル崩壊による不良債権の増加で銀行経営が傾き、金融仲介機能が麻痺してしまった場合です。日本の平成バブル崩壊後の金融危機、米国で不動産バブル崩壊後に起きたリーマンショック、等々は、規模も影響も巨大なものでした。

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新興国から大量の資金が流出して新興国通貨が暴落し、通貨危機が発生したこともあります。アジアの通貨危機は記憶に残っている人も多いでしょう。

先進国でも政府債務が拡大して返済不能となったケースがありました。ギリシャの債務危機は記憶に新しいですね。

今回懸念されているのは、深刻な不況が原因で金融危機が発生するかもしれない、ということです。どのようなことが起こり得るのか、考えてみましょう。

参考記事

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塚崎 公義

1981年 東京大学法学部卒業、日本興業銀行(現みずほ銀行)入行
おもに経済調査関連業務に従事した後、2005年に退職し、久留米大学へ。
現在は久留米大学商学部教授であるが、当サイトへの寄稿は勤務先と関係なく個人として行なっているため、現職は経済評論家と表記したものである。
(近著)
なんだ、そうなのか! 経済入門
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経済暴論: 誰も言わなかった「社会とマネー」の奇怪な正体
一番わかりやすい日本経済入門
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(雑誌寄稿等)
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