投資リターン計測法:運用効率が分かる「シャープレシオ」をわかりやすく解説

何らかの投資を始めようという方は、まず株式投資が頭に浮かぶのではないでしょうか。たとえば、トヨタとかソニーの個別株式を買ってみるというアプローチです。うまく行けば高いリターンが得られる一方で、下手すると投資額が半分になってもおかしくありません。

そこまでのリスクを取れない方は、株式や債券等をまとめて運用する投資信託に投資することを考えるのではないでしょうか。オンライン証券では投資信託が100円で買えるところもありますしね。

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ところで、投資は結果的に儲かればいいのですが、個別銘柄にせよ投資信託にせよ同じものは一つとしてありません。ですから、どの銘柄を選んだらよいか迷ってしまうのは不思議ではありません。

個別銘柄なら日本の上場企業社数は3,713(日本取引所、2020年5月1日現在)、公募投資信託なら5,997本(投資信託協会、同4月末現在)もあります。本当にどれを選んだらいいのでしょうね。

投資成果を計測するのはリターンだけではない

さて、今回の記事ではどの銘柄を買えとか、どの投資信託が良さそうとかそういうお話はいたしません。ただ、読者の皆さんが何らかの有価証券を購入される際の目安になるであろう、リターンの計測方法の一つを紹介しますので参考としてください。

たとえば、あなたがトヨタとソニーの2銘柄を買ったとします。そして1年間保有し売却したところで、両社は年間15%のプラスリターンとなったとします(トヨタ、ソニーはいずれかの投資信託に置き換えていただいても結構です)。

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太田 創
  • 太田 創
  • 一般社団法人日本つみたて投資協会
  • 代表理事

関西学院大学卒。1985年、三菱銀行入行。1988年より約10年間、ロンドンおよびサンパウロで資金為替・デリバティブ等の運用、投資信託の管理業務に携わる。
その後、2000年からシティグループ(米)、UBS(スイス)、フィデリティ(米)、GCIにおいて投資信託のマーケティング・商品企画を統括。現在は一般社団法人日本つみたて投資協会・代表理事。
主要な著書には、『ETF投資入門 』(日経BP 2008年)、『お金持ち入門』(実業之日本社 2015年 共著)、『毎月3万円で3000万円の「プライベート年金」をつくる 米国つみたて投資』(かんき出版 2019年)などがある。