「私の会社では男女で同じ役職でも女性は会議に参加することができません。しかし、会議のスケジュール調整をして会議室を押さえ、資料を人数分印刷して会議室のテーブルにセットしておくのは女性の仕事。女性をただの雑用としか見てないことをヒシヒシと感じます」
「育児は女性の仕事という考えの人が多く、他の会社で働く夫が保育園の送迎をしているというと『いま流行りのイクメンだね』とからかうような言い方をされます。共働きなので当たり前だと思いますが、子どものことは妻の私がやるべきだと思っているのでしょう。他人には関係ないことなのに…」
女性が活躍できる社会は来るのか?
日本の共働き世帯は2019年で1245万。これは専業主婦世帯575万の倍以上です(出所:独立行政法人 労働政策研究・研修機構)。
にもかかわらず、女性が働きにくさを感じてしまう職場環境は少なくないようです。女性が働きにくさをと感じれば、いくら制度があったとしても出産などのタイミングで辞めてしまったり、優秀な人材でもあえて管理職のレースから降りるという選択をする場合もあるでしょう。
しかし、家事や育児をこなしながらも頑張りたいと思っている女性が活躍できる環境ならば、男女問わず会社全体の士気も上がっていくのではないでしょうか。どの職場を選んでも、女性が生き生きと働ける社会になると良いですね。
LIMO編集部