人間とは違い動物には健康保険制度はありませんので、これらすべてが飼い主さんの自己負担となります。
「自由診療」であるがゆえ、診察料は病院ごとに異なります。つまり、獣医さんの“言い値”で決まってしまう部分があるわけです。ワクチン接種、避妊・去勢手術などでもお世話になるからこそ、ネコちゃんや飼い主さんと相性がよく、信頼できるかかりつけ医に出会いたいですね。
さいごに
猫の飼育費用の平均額は年々上昇してきています。また、人間の医療費の感覚でみると、猫に限らず、動物の医療費はとても高額です。家族の一員として迎えたネコちゃんには、元気で長生きしてもらいたいもの。まずは、日ごろの健康管理が大切ですね。
医療費がどれだけかかるか心配…という人は、ペット保険への加入を検討してもよいかもしれません。お金がなくて飼育や治療ができない!といった事態にならないよう、ネコちゃんをお迎えする前に、しっかりとマネープランを練っておきましょう。
【参考URL】
「令和元年全国犬猫飼育実態調査」一般社団法人ペットフード協会(https://petfood.or.jp/index.html)
「どうぶつ医療を取り巻く環境」『アニコム家庭どうぶつ白書2019』アニコム損害保険株式会社
「はじめてのペット保険」アニコム損害保険株式会社
「猫『仕事?させないニャ!』在宅勤務に試練を与える!? 愛らしい動物大集合」LIMO
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池上 翠